公立小野町地方綜合病院企業団病院事業会計における決算についてお知らせします。
決算の概要
収益的収支は、総収益2,028,378千円に対し、総費用が2,252,487千円で、収 支差引で224,109千円の純損失となりました。前年度の純損失172,207千円に対し51,902千円の増加となりました。
令和7年度は、物価高騰による材料費や委託料等の経費の増加、さらには、福島県人事委員会勧告を踏まえた給与改定(賞与は据え置きとした。)による人件費の増加などにより費用が増加しました。一方で、電力会社の切替えなど費用削減の取組みにより、医業費用は、前年度比2,309千円(0.1%)の増加となり、令和6年度とほぼ同水準に抑えることができました。しかし、人口減少等による患者数の減少に伴い医業収益は、前年度比85,658千円(5.2%)の減少となり、令和6年度を上回る赤字となりました。
資本的収支は、収入29,060千円に対し支出が60,435千円となり差引不足額は 31,375千円となりました。令和6年度の不足額33,004千円より1,629千円減少しました。令和7年度は、企業債の対象とならない医療機器購入費が減少したことから、わずかに不足額が減少したものです。
(ア) 収益的収支
収益的収入のうち入院収益は938,902千円となりました。人口減少等による影響から、主に構成市町村以外の入院患者が減少しており、前年度比58,672千円 (6.2%)の減少となりました。外来収益については、649,414千円となり地域の人口減少に加え、新型コロナウイルス感染症が5類へ移行した後も外来患者数が伸び悩んだことから、前年度比26,534千円(4.1%)の減少となりました。一方、医業外収益は、賃上げや物価高騰への対応に係る補助金等の増加により、前年度比41,842千円(12.7%)の増加となりました。
収益的支出のうち給与費は1,263,472千円となり、福島県人事委員会勧告を踏まえた給与改定(賞与は据え置きとした。)により、前年度比22,819千円(1.8%)の増加となりました。材料費は、388,972千円となり入院、外来患者数の減少に伴い前年度比4,605千円(1. 2%)の減少となりました。
経費は345,188千円で、新電力への切替えによる光熱水費の削減に加え、医師事務作業補助者人材派遣の減員、清掃業務委託の見直し減により前年度比11,747千円(3.4%)の減少となりました 。
また、訪問看護収益は38,474千円で、前年度比439千円(1.1%)の増加で、 訪問看護費用についても44,462千円で前年度比6,483千円(14.6%)の増加となりました。訪問看護提供体制の強化のため訪問看護師1名を増員したことから、訪問看護事業の収支では、5,988千円の赤字となりました。
(イ) 資本的収支
収入総額は29,060千円となり、厳しい経営状況を踏まえ、高額な医療機器購入の見送りによる企業債の減少により前年度比57,110千円(196.5%)の減少となりました。支出総額は60,435千円で、前年度比58,739千円(97.2%)の減少となり、支出についても 医療機器購入の見送りによる建設改良費等が減少しました。収入から支出を差し引いた不足額31,375千円は、当年度損益勘定留保資金等で補填しました。





















