令和6年度病院事業会計の決算について

公立小野町地方綜合病院企業団病院事業会計における決算についてお知らせします。

決算の概要

収益的収支は、総収益2,071,755千円に対し、総費用が2,243,962千円で、収支差引で172,207千円の純損失となりました。前年度の純損失15,480千円に対し156,727千円の増加となりました。

令和6年度は、前年度に比べ入院患者数が増加したことで医業収益が微増(1。0%) した一方で、新型コロナウイルス感染症関連補助金の皆減や不足する医療専門職の採用による人件費の増加、賃金上昇、材料費の高騰等の医業費用(4。8%)の増加があり赤字決算となりました。

資本的収支は、収入86,170千円に対し支出が119,174千円となり差引不足額は 33,004千円となり、前年度(不足額41,199千円)より8,195千円減少しました。

令和5年度は、企業債の対象とならない電子カルテバックアップシステムや電子カルテ端末等の整備費用が嵩みましたが、令和6年度は、同様の費用負担が減少した結果、不足額が減少したものです。

(ア) 収益的収支

収益的収入のうち入院収益は997,574千円で、コロナ感染症患者受入れによる入院患者の制限を解除したことにより前年比34,104千円 (3。5%)の増加となりました。外来収益については、675,948千円で発熱患者等の受診による初診患者の減少により前年比25,302千円(3。6%)の減少となりました。医業外収益は、コロナ感染症患者受入れによる病床確保補助金の皆減等により前年比77,548千円(21。 2%)の減少となりました。

収益的支出のうち給与費は1,240,653千円で、医療サービス向上や不足する専門職の確保のため、薬剤師や検査技師等を採用したほか、福島県人事委員会勧告を踏まえた給与の見直しにより、前年比88,759千円(7。7%)の増加となりました。 材料費は、393,577千円で高額な治療薬の処方増により前年比6,484千円(1. 7%)の増加となりました。

経費は356,935千円で、給食、清掃、警備、施設管理等の人件費の増加及び 物価高騰による委託料等の増加により前年比14,909千円(4。4%)の増加となりま した 。

また、訪問看護収益は38,035千円で、前年度比2,844千円(8。1%)の増加で、 訪問看護費用についても37,979千円で前年度比875千円(2。4%)の増加となりました。新型コロナウイルス感染症の収束もあり、訪問看護事業の収支では、56千円 の黒字となりました。

(イ) 資本的収支

収入総額は86,171千円で、乳房X線撮影装置等の高額な企業債対象医療機器の導入により前年度比29,887千円(53.1%)の増加となりました。支出総額は1 19,174千円で、前年度比21,691千円(22.3%)の増加となり、支出についても高額な医療機器購入による建設改良費等が増加しました。収入から支出を差し引いた不足額33,004千円は、資本的収支調整額で補填しました。