公立小野町地方綜合病院だよりが、これまでご愛読いただいておりました「長生橋」から「和~なごみ~」とタイトルを変え、リニューアル発刊となりました!
編集後記にも記載しましたが、「患者さん・地域の皆さん・職員みんなが仲良く『和』をもって」ということで新しいタイトルに決定しました。
今後3カ月に1回程度のペースで発刊していく予定です。
※画像をクリックしてご覧ください(PDFファイルが開きます)。
当院職員向けの研修会を7月16日(火)から18日(木)までの3日間実施しました。
初日は渡辺直彦病院長を講師に、「医療におけるプロフェッショナリズム」をテーマに講話が行われました。
1.絶えず向上しようとする心
2.思いやりと優しさの心
3.献身の心
4.正義・清廉の心
以上4つの心構え・価値観をもって医療にあたること、経験~省察~学び~試行~経験~・・・という経験学習理論のサイクルで実力がアップしていくことなど、医療職の基本的な心構えについて学びました。
2日目は院内職員を講師に、「苦情対応の手順について」、「セカンドオピニオン」、「患者サポート室の役割」、「個人情報保護対応について」をテーマに、それぞれ研修を実施しました。
最終日は小野町地域包括支援センター 先崎惠子さんを講師に、認知症サポーター養成講座~認知症になっても安心できる小野町へ~をテーマに講義をいただきました。
講義では、冒頭に認知症の正しい知識と理解について講話いただき、その後認知症の方への接し方として、
1.言葉を発しないで誕生月順に並ぶことで、言葉以外のコミュニケーションの方法を学ぶ
2.「ほめられる」ことを理解し、今後の接し方を学ぶ
など、実演を交えながら研修を進めていただきました。
その後「認知症サポーター」として、自分の家族が認知症になった場合や、認知症の方への地域のあり方などについて職員で話し合い、偏見を持たずに優しく見守り、声をかけることや認知症の方に対応できるインフラの整備が必要、などの意見が出されました。
病院事業や地域医療に関心を持つ方々からの意見や要望をお聴きし、利用者の立場に立った適切な医療を追求するとともに、サービスの向上や病院運営に反映させるため、6月24日(月)に第1回となる病院モニター会議を開催しました。
会議冒頭、構成市町村から推薦を受けたモニター7名の方々に、秋山時夫企業長から委嘱状が交付されました。
渡辺直彦病院長から病院概要説明の後、病院長を座長に意見交換が行われました。モニターの方々から救急、地域包括ケア、病院ボランティア、診療科に関すること等、様々な意見が出されました。
意見交換の後、療養病棟(4階)から施設見学を行い、総務課長や病棟の看護師長が案内・説明を行いました。
会議メニューには病院食を実際に食べていただく時間を設けました。食事を進めながら、当院管理栄養士による食事面での取り組み等の説明を聞いていただき、給食に関する意見交換もなされました。
最後に透析室(2階)・外来・病院ギャラリー・待合ロビー等(1階)を見学し、解散となりました。病院モニター会議は初めての試みでしたが、モニターの方々から貴重なご意見をいただき、大変有意義な会議となりました。
当会議は今回を含め年3回(次回は10月頃)の開催を予定しています。
~心不全を正しく理解し、予防による安心した生活を送ろう~
公立小野町地方綜合病院では、心臓病で死亡する際の最も多い原因である心不全について、正しい理解と予防による安心した生活を送っていただくため、次のとおり地域住民向けの公開講座を開催します。
この機会に心不全について学習し、健康で快適な毎日を送りましょう!
日 時:令和元年7月13日(土)14:00~15:30(13:00開場)
場 所:小野町勤労青少年ホーム 小ホール
内 容
1.「心不全を正しく理解しましょう!」
公立小野町地方綜合病院 院長 渡辺 直彦
2.「心不全を予防し快適な暮らしを!」
星総合病院 慢性心不全看護認定看護師 李 民純
※当日は13:00から14:00まで、看護師や社会福祉士による「いきいき健康相談コーナー」も開催します。お気軽にお立ち寄りください♪
詳しい内容は、こちらのチラシをご覧ください。⇒地域公開講座チラシ