地域包括ケア多職種ミーティング(第4回)を開催!

当院は、日ごろ地域包括ケアに係わる方々が「顔と顔の見える」関係を築くための”場”として『地域包括ケア多職種ミーティング』を定期開催しております。
今年度第4回目は11月12日(火)、当院看護師と社会福祉士による講義と参加者全員によるグループワークを行いました。

講義「患者サポート室の取り組みについて」「退院支援の現状と取り組みについて」

はじめに、本年4月に地域連携室から『患者サポート室』に名称を変え、「地域連携業務(前方支援)」、「入退院支援業務(後方支援)」、「相談業務」の3つに加え、昨年10月に策定した病院機能整備プランに基づいた「在宅事業推進業務」を展開する同室の役割について説明を行いました。

後半は、退院調整業務や退院支援における段階的な流れ、退院支援そのものの現状や課題などについて、実際の事例を用いながら講義を行いました。

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グループワーク「在宅の看取りにおける多職種の関わりについて」

当院スタッフも含め、約40名ほどの参加者が6グループに分かれて事例検討を行い、「在宅での看取り」という大きなテーマについて、各職種それぞれの立場で意見を交わし、気づきや学びをグループごとにまとめて発表を行いました。

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参加者アンケートで、講義については「今後も患者サポート室とスムーズな連携を図りたい」「退院調整の現状を知ることができて良かった」などの意見が寄せられたほか、グループワークについては「多職種の意見が聞ける大変貴重な場である」「看取りについて改めて考えさせられた」「自分の視野が広がった」などの回答がありました。
また、次回以降のテーマについては「認知症独居者への支援」や「誤嚥性肺炎の予防・口腔ケア」を希望する意見も寄せられました。

次回は令和2年4月の開催を予定しています。