地域包括ケア多職種ミーティングを開催しました!

当院は、日ごろ地域包括ケアに係わる方々が「顔と顔の見える」関係を築くための”場”として『地域包括ケア多職種ミーティング』を定期開催しております。
今年度第3回目の今回は、講演とグループワークの2本立てで開催しました。

講演「郡山市における在宅医療支援の取り組み」~最後はやっぱり家がいいかなぃ委員会~

(公財)星総合病院法人在宅事業部長兼ほし横塚クリニック内科医長 星吾朗先生から、郡山市における在宅医療の現状と課題、また充実に向けた取り組み、特に多職種連携のチームによる取り組みについて講演をいただきました。
エネルギッシュでとても前向きに在宅医療に取り組む星先生のお話に、会場の皆さんは興味深く聞き入っていました。

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グループワーク「地域における在宅支援の在り方」

院外から52名の多職種の方に加え、当院より18名が参加し9グループに分けてグループワークを行いました。
各グループでは「地域における在宅支援の在り方」をテーマに、現状の課題や実際に困っていること、また必要な支援や連携などについて、それぞれの職種の視点から意見交換を行いました。立場の違いはあれ、一人でも多くの高齢者が在宅で安心して生活するためには何が必要かを真剣に話し合いました。
多職種MT①(HP用) 多職種MT②(HP用)

ミーティング後のアンケートで、講演については「在宅の今後の課題や現状を知れて良かった」「今後の在宅医療の方向性について考える良いきっかけになる」など、在宅医療を見つめ直すような回答のほか、「個性的な外見に似合わず、意欲にあふれたお話が良かった」「先生からパワーをもらいました!」などの星先生の意欲的な取り組みに感心を寄せる回答がありました。

またグループワークについては「多職種の様々な考えを持ちながら連携して関わっていることがわかった」「現場の方の意見を聞いて、在宅支援のイメージをつかむことができた」などの回答がありました。

次回以降のテーマについては「在宅看取りの成功事例・事例検討」や「訪問薬剤師の役割、重要性」「在宅療養における栄養指導について」などを希望する意見も寄せられました。

次回は本年11月の開催を予定しています。