令和6年3月11日(月曜日)から乳腺外来の診療を開始しています。
日本人女性の乳がんは30代から増えはじめ、40代後半から60代前半にかけて最も多く、女性の働き盛りを襲う病気です。年間約10万人の女性が乳がんに罹患しますが、5年生存率は90%以上と早期発見することで治すことのできる病気といえます。近年はマンモグラフィ検診の普及で症状のない小さな乳がんも発見できるようになりました。乳がんの治療の進歩は目覚ましく、手術のみならず、放射線治療、ホルモン療法、抗癌剤、分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害剤など、がんのタイプに合わせて様々な治療法が開発されています。
乳腺専門外来では視触診、デジタルマンモグラフィ撮影、乳房超音波検査などの精密検査を行い、乳がんの早期発見、早期診断から最適な治療法を提案し、病気と闘う女性を力強く支援します。
診療日:毎月第2月曜日
受付時間:午後1時~午後2時30分まで
担当医:福島県立医科大学 乳腺外科学講座 主任教授 大竹 徹
診療内容:乳がん検診・精密検査・乳腺疾患に関することなど
診療は予約制となりますので事前に予約をお取りください。
<担当医資格等>
・日本外科学会 専門医・指導医・代議員
・日本乳癌学会 専門医・指導医・評議員
・日本乳癌検診学会 評議員
・日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会 評議員
・日本乳がん検診制度管理中央機構教育研修委員会マンモグラフィ部門特別読影委員